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「パースはイメージの共有」

当然のことですが、店舗ができる迄には様々な過程を経ています。

今回はその一部、プランニング時に行われるパースの作成についてご紹介致します。

実際にパースが作られるタイミングは平面図(またはレイアウト)や立面図(エレベーション等)が

ある程度のレベルまで達してから行います。

上の図のように、一般的な図面は二次元での表現の域を出ませんのでお客様に対する店舗イメージの提案においては

やや物足りないと言えます。とはいえ、実際の施工(工事)においては大変重要な資料となります。

その辺についてはまたの機会に言及するとして、次は3Dモデリングについてのご紹介です。

昨今の設計業務において無くてはならない存在となりつつある3Dですが、当社の場合はあくまでイメージパースの

作成用の土台として利用しています。

実際に3Dソフトでパースを完成させる事も十分に可能ですが、どうしても製作中に変更を加える場合に

若干煩わしい場合があるため、3Dモデリングは下の図の程度でとどめてしまう場合がほとんどです。

 

 

モデリングが終了した時点(上の図の状態)でまた違ったアイディアが出てしまう場合があるため、

3Dデータに変更を加えるのではなく、この絵をベースにして作業を続行します。(時間的制約という要素も多分に含みます)

これ以降は画像編集ソフトなどでレタッチしてゆくという作業に入ります。

作成中の様子に興味がある方には申し訳ありませんが、下の画像はほぼ完成した状態です。

3Dレンダリングのみで仕上げるよりも、幾分やわらかい表現になってると思います。

この状態になって初めてお客様との打合せのテーブルにのる事になるのですが、

ここから更に色彩や仕上げのイメージに変更を加え、

お客様の持っているイメージにより近づくように推敲していくという訳です。

近年の設計用のツール(ハード・ソフトウェア問わず)は急速な進化を遂げ、

設計に携わる物としてもアンテナは常に張っていようと思っていますが、

そのうちクオリティの高い動画(3Dによるアニメーション・ウォークスルー動画)

が普通にプレゼンの主役になる時代がくるやも知れません。

いずれにしてもお客様とのイメージの共有をはかるために作成するのが目的であるのは了解いただけたと思いますが、

最初に申し上げたとおり店舗が出来上がる迄の全行程のうちのほんの一部であるのは事実ですので、

折りをみてそのほかの要素(実際の施工風景など)なども順次アップして行けたらと思います。

 



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